生活支援コラム

家出したけど生活保護は受けられるのか?

実家から家出している方も生活保護を受けることはできます。それが例え未成年の場合でも、生活保護の受給条件を満たしていれば受けられます。
家出している方の生活保護申請が受給されるかどうかで、問題になりやすいのが「収入」と「親類の扶養」の2点です。

まず収入についてです。
家出をされる方というのは、まだ年齢が若く、健康状態に問題無い方がほとんどだと思います。
このように若く健康な方は、たとえ無職でも仕事が見つかれば働くことができますので、生活保護を受けることができません。

また健康的な問題があり、働くことができないのに家出して場合には親類による扶養が受けられるかが問題になります。
生活保護を申し込んだ場合、3親等以内の親類に「扶養照会」が送られます。この扶養照会は生活保護を申し込んだ人の親類に扶助できる人がいないか確認するためものです。
このとき実家の親が収入的に安定している場合、扶養義務が発生します。生活保護は親類に頼ることができない方のための制度ですので、扶養が可能な親類がいる場合は受けられません。
また実家の親は生活保護を認めたくない場合、断ることもできるだけの権利も持っています。
このように家出人が生活保護を受けられるかは、実家の経済的な状況と、さらに親との人間関係も重要な要素になります。

これらのことをまとめると、実家から家出をして生活保護を受けて生活するというのは大変、条件が厳しくなっています。
実家から出たいのであれば安定した収入を得て経済的に自立する方が生活保護を受けるよりも近道になる場合がほとんどです。