生活支援コラム

生活保護はもらったら返さないといけないのか?

生活保護は救貧のための社会保障制度ですので生活困窮者の支援と自立をサポートすることを目的としています。ですので生活保護を受給することで給付された現金は、社会復帰することができたあとでも返済する必要はありません。

しかし例外的に生活保護費の返還を求められ、支給金を返さないといけない場合もあります。
まず生活保護を受けている間に収入があった場合です。たとえば交通事故などによる示談金や保険金、遺産相続などで収入を得た場合などです。
金額の大小によって返還の有無は異なりますが、生活保護費を大きく上回る金額の場合は返還を求められるケースが見られます。
しかし少額の収入の場合は返還を求められない場合もあります。

もうひとつは不正によって生活保護を受けていた場合です。申請の際に虚偽の届け出をして受給した場合や収入を隠しながら生活保護を受けていた場合です。
このような場合は生活保護を不正受給していると見なされるため、保護費の返還を求められます。

生活保護で受け取れる金銭は生活費や社会復帰のために給付されたものです。なので生活保護で支給された金額は返済する必要はないのです。