生活保護 受給者または生活困窮者のためのサービス

ネットカフェでの生活から脱却して住居を確保したい方

1.ネットカフェから抜け出したい

リライフネットでは、就労の有無を問わず、居住先が見つからずお困りの方々を包括的にサポートしております。
今回はその中でも「ネットカフェ難民」の方々を対象として、これまで支援してきた実際の事例もふまえながら紹介をしていきます。
 
特定の定住先を持たず、インターネットカフェや漫画喫茶等を転々とする「ネットカフェ難民」は、2018年時点で都内で 1日あたりおよそ4000人いるとされています。これは景気が良い時期での値ですので、就労状況が厳しくなっている現在では それよりはるかに多くのネットカフェ難民が発生していると考えられます。
その中には派遣切りやリストラなどで勤め先を解雇され社員寮を追い出されたり、再就職に難航して賃貸物件を追い出されたりといった方々も数多くいらっしゃいます。そういった方々は経済的にゆとりもないまま住まいを失うことがほとんどで、わずかな預貯金を切り崩しながらネットカフェを転々としています。

リライフネットにもそうした経済的に困窮しており、頼れるところがない方のご相談は 数多く寄せられています。
「ネットカフェ難民」と一言でいっても置かれている状況は様々で、アルバイトや派遣会社に登録して就労をしている方もいれば、就職活動がうまくいかず今後の収入が全くなく預貯金を切り崩してギリギリの状態の方もいます。
そういった方々が再就職や生活再建に向けて大きな壁だと感じていることは「部屋が借りられないので住所がなく、身分証が作れない」ということです。企業の面接においても住所や連絡先がないことは何かあったら身をくらませてしまうというリスクがあるため、会社側が採用を躊躇・敬遠してしまう大きな要因となります。本人の能力や性格に問題が無いのにこ うしたことを理由に不採用とされてしまうのは非常にもったいないことです。

リライフネットではこういった状況に置かれている方々も、協力会社やオーナー様など関係各所と連携しながら手厚い住居支援を行っております。既に就労中の方においては通勤に支障のないようエリアや勤務体系をヒアリングしたり、目下何もない状況で生活再建が急務の方には今後の生活プランを一緒に計画しながら即入居 が可能な住居の紹介もしております。
また、通常お部屋を借りるために不動産会社に行くと本人 の身分証などのほか緊急連絡先や保証人なども求められますが、リライフネットではそうした第三者を立てることなくお部屋を借りることも可能です。東京都の居住支援法人の認証も受けており、生活困窮者の住居の支援事業には数多くの実績があります。

パーテーションなどで区切られただけの狭い空間から抜け出して自分だけの住居が欲しいと強く望まれている方は、是非リライフネットまでお気軽にお問い合わせください。

2.リライフネットでは住居の提供から生活保護申請まで一括サポート

リライフネットでは住居の提供だけではなく、生活状況が著しく困窮している方に関しては生活保護の申請まで手厚くサポートしています。ここでは、実際にリライフネットを利用して入居に至った方の実例を紹介していきます。

リライフネットではまず住居難に悩み問い合わせ頂いた相談者の方々と対面にて面談を行っております。そこで相談にお越し頂いた方のご状況や要望などをヒアリングし、その時点でリライフネットで 提供可能な住居とのすり合わせを行い、住居や条件に双方問題なければオーナー様、不動産会社、宅建事業者に入居可否の打診を致します。
リライフネットの強みとして相談後最短で翌日にでも入居が可能なスピード感のある審査・対応をしておりますので、日中の面談であれば早ければ翌日にオーナー様から返答を頂き、入居に向けての段取りを組むことも可能です。
翌日、事前確認の連絡をとった上で住居のある最寄り駅にて合流し、住居にご案内します。生活に必要な最低限の物品は予め揃っておりますのでご安心ください。住居へ到着後はお部屋のご案内や契約書の締結を行って終了となります。
ここでもう一つ大きなポイントとして、リライフネットでは入居したその日に生活保護の申請は行わず、原則として翌日以降に生活保護の申請を行います。その理由は、入居後の契約期間をそこで過ごしていけるか、昼と夜で 住居で生活して大きな不安はないか、イメージとズレがないか等を入居した方に一晩過ごして判断して頂くためです。
生活困窮者を対象とした支援団体の中には相談者をピックアップしてそのまま保護申請をさせる悪質な団体もある中、こうした入居者・相談者目線に立って生活を優先して考える取り組みは多くの入居者の方々にも感謝を頂いております。
そして一晩ゆっくり休んでいただき、問題なければ翌日(土日を挟む場合は翌週の月曜日以降)、いよいよ生活保護の申請に向かう形となります。単独で申請に行く場合は福祉事務所の相談員の方にうまく自身の状況を伝えられず、申請がうまくいかない場合も多い為、リライフネットでは生活保護や福祉制度を熟知したスタッフが申請時に必要な書類の準備まで手厚くサポートの上で同行しますので、安心して申請に臨むことが出来ます。
申請後から保護受給決定までの期間についてもリライフネットや入居先のオーナー様から食料品の支援などを行いますので、食事面での心配をすることもありません。

受給決定までは個々人の状況や申請先の福祉事務所の対応によるため一概には言えませんが、以上のような流れで相談から保護の申請までを最短2日で完結させることも可能です。

ネットカフェの滞在費でお悩みの方や住居がなくお困りの方は、充実したサポート体制を誇るリライフネットまでお気軽にお問い合わせください。

3.ネットカフェ生活とリライフネットの支援する生活の違い

ここでは主に現在ネットカフェ生活を送っている方を対象に、ネットカフェ生活とリライフネットを経由して住居を確保した場合の暮らしの違いについて、

  • 居住性
  • 費用面
  • その他

の3つの観点から比較してご紹介します。

①居住性

まずはそれぞれの場所で生活を送った場合の居住性についてです。こちらについては、人の有無を気にするかどうかが一つの大きな要素となります。

インターネットカフェは個室空間ではありますがスペースは1~3帖程度で、荷物を持って入る場合はさらに空間が制限されてしまいます。それ以外の場所は廊下やトイレ、シャワールームに至るまでフロア全体が第三者も使用する共用部分であるため、自分以外の存在を気にする方にとっては気持ちが休まらず落ち着かないこともあるかと思います。個室でなくブース型の場合は電気を消すことが出来ず寝具も無いため、就寝時には寝にくさがあるでしょう。

飲食の面においてはドリンクバーがあるところも多いため一時的な空腹をしのぐことは出来ますが、栄養が偏り体調不良を起こしやすくなります。有料で提供される食事についても揚げ物や麺類など偏ったものが多いため、栄養面については不安が残ります。

リライフネットが提供する物件についてはアパートタイプ・シェアハウスタイプとあります。

アパートタイプは言うまでもなく個室のため説明は省略しますが、内覧時に設備のほか両隣の物音などまで細かくチェックしているため、安心して生活することが出来ます。

シェアハウスタイプについても大部屋で共同生活を送るような形ではなく専用の個室があり、部屋の大きさも最低4.5帖以上あるためネットカフェより快適に生活することが出来ます。

また、共用部分についてはトイレやお風呂などの水回りが対象となりますが、不特定多数が繰り返し利用するネットカフェと違い住民の数は少数で顔見知りにもなりますので、漠然とした不安などはなく使用することが出来ます。

食事面についてはお米を無料で2か月につき10kg注文できるほか、最初に調味料も備えてあるため、いきなり飢えることもなく、主菜・副菜を揃えれば充実した食事も望めます。

もちろん、住居については面談時にご本人の希望等はしっかりヒアリングしますので、人の目線が気になってしまう方を無理にシェアハウスタイプに押し込むようなことはありません。お互い納得して入居に落ち着くためにも、面談では丁寧にお話を伺います。

②費用面

次に費用についてです。こちらについては言うまでもなく、ネットカフェの方が割高であるとお気付きの方も多いのではないでしょうか。

都内のネットカフェの場合、夜だけ利用する場合でも1日あたり平均3,000円程度がかかります。毎日利用する場合、単純計算で最低でも90,000円程度かかることになります。

リライフネットでは生活保護を活用して入居される方が多いこともあり、家賃は地域自治体の住宅扶助の範囲内に設定しています。一例として東京都内では2022年現在、単身世帯は53,700円が自治体からの住宅扶助の上限額となっていますので、提携している外部オーナー様の物件も含めてこの範囲内です。

建物の管理費・共益費や電気・ガス代は生活費から支出することになりますが、それでもネットカフェを利用し続けるよりもはるかに自己負担の費用を安く抑えることが可能になります。

③その他

最後に居住性と費用面以外の観点からみた主なメリットとデメリットを比較していきます。

ネットカフェは利用料金さえ支払えば光熱費などを気にする必要がなく、時間内であればインターネットや漫画などの娯楽を楽しめることが大きな長所といえるでしょう。
 
それに対してリライフネットを経由して住居を確保した場合の最大のメリットは、何といっても冒頭の通り定住先が確保できて住所が持てることです。失業保険などの社会保険や福祉制度を受けることのほか、就職活動においても住所があることの重要性は、現在ネットカフェ生活を送っていらっしゃる方が身をもって痛感していることかと思います。
リライフネットでは面談時や初回支給後にケースワーカーの方とも連携しながら再就職に向けての仲立ちを行ったり、希望があれば協力会社の仕事をお繋ぎすることも行っております。入居者に親身に寄り添い、ムリなく着実に社会復帰に向け バックアップしていきます。

以上のように、ネットカフェから生活拠点が変われば生活水準だけでなく、社会復帰や人生のリスタートも早期に行うことが可能になります。
定住先を見つけて一所に腰を据えて生活を再建していきたい方は、是非リライフネットまでお問い合わせください。

ネットカフェ生活のお困りごとはリライフネットへ

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