生活保護の申請が通った場合、その金額はどのくらいなのでしょうか。

また、いつ受け取れるのでしょうか。

この項目では、それらの疑問に関することを解説します。

1.受給してもらえる金額はどのくらい?

生活保護で受け取れる金額は全員同じではなく、最低生活費から世帯年収や資産を差し引いた額です。

ただ、場合によっては最低生活費がそのまま生活保護費となるケースもあります。

生活保護費というのは、国の基準できちんと計算されて割り出されます。

具体的には、以下の8つの扶助の中から必要とされる1〜2つが選ばれて支給されます。

  • 医療扶助
  • 生活扶助
  • 教育扶助
  • 住宅扶助
  • 介護扶助
  • 出産扶助
  • 生業扶助
  • 葬祭扶助

また、世帯人数も生活保護費に影響します。

基本的には世帯人数が多いほど金額も増えおり、支給される金額は自治体によって異なるため、直接住んでいる自治体に聞いてみるのがおすすめです。

①生活保護の支給日は?

支給日は1日~5日にばらけます。

1日が土日祝だと前月末になる場合もあります。

この部分に関しても、住んでいる自治体に聞いてみましょう。

2.生活保護の受け取り方は2種類

実際に受け取る方法は2種類あり、窓口支給と口座支給に分かれます。

それぞれチェックして、どちらが良いか考えてみましょう。

①窓口支給

窓口支給では、直接福祉事務所でお金を受け取ります。

この際、印鑑が必要です。

そのため、忘れないようにしましょう。

福祉事務所によっては、印鑑以外のものが必要になるケースもあります。

窓口支給の場合は、午後に福祉事務所へ足を運ぶのがおすすめです。

理由として、午前中は多くの人が受け取りに足を運ぶ影響で混雑しているためです。

スムーズに受け取るためにも、午後に行くのが良いでしょう。

②口座支給

口座支給は、受給者が指定した銀行口座に振り込まれる支給方法です。

福祉事務所へ足を運ぶ必要がないため、福祉事務所から離れているところに住んでいる方やわざわざ行くのが面倒な方に向いています。

3.好きな方法で生活保護費を受け取ろう

生活保護は条件を満たして申請が通れば、お金を受け取れます。

受け取り方は2種類あるため、好きな方法で受け取りましょう。

ただし、申請がうまくいかなかったり、悩んでしまうことも多いので、その準備や相談、手助けを得ながら進めていくことをおすすめします。

特に単身の場合は、リライフネットといった外部の力に頼るのが良いでしょう。