生活保護は経済的な理由で最低限の生活が送れない方のための、セーフティネットです。なので資産を持っている方は受けることができません。
というのも資産を持っているのならば、その資産を売却することで生活費を用意することができるからです。
そのため生活保護を受けられる条件の一つに資産を保有していないというものがあります。
しかし例外的に資産の保有が認められる場合もあります。
生活保護を受ける上で資産と計上されるのか、グレーゾーンになるものに自宅と自家用車、保険があります。
まず自宅ですが、売却すると済む場所がなくなる場合は認められるケースが多いです。しかし資産価値の高い豪邸の場合や住宅ローンを返済しながら生活保護を受けることは、認められないことが多いです。
自家用車の場合公共交通のインフラの充実度によって異なります。通院など外出に自家用車が無いと不都合が生じる場合は例外的に認められます。ですが高級車などの資産価値の高い自動車は認められません。
最後に保険です。保険には資産運用の要素が含まれるものも存在します。なので認められる保険は掛け捨て型か資産価値が低い物に限定されます。

まとめ
原則として売却可能資産がある状態では保護は通りませんが、特殊な事情であれば例外的に許可されるケースもあるため、福祉事務所へ相談してみましょう。