生活保護を受けていても賃貸住宅を借りることはできます。生活保護の方には住宅扶助というものが支給され、それを活用することで最低限の生活はサポートしてもらえます。そのため、生活保護を受けているからと言って家がなくなるわけではありません。
しかし、生活保護を受けている方は全ての物件を借りられるかというとそうではありません。物件を借りられないケースとしては主に2つあります。
1つ目は不動産会社が断るケースです。生活保護受給者に適した物件を取り扱っていないなど、紹介できない場合は借りることができません。
また、2つ目は不動産オーナーが断るケースです。不動産会社から紹介された物件でも、オーナーが拒否するケースもあるので、この場合も借りられません。これらのことから一般的な入居者と比較すると不利な部分はあると言えるでしょう。
しかし、最近では生活保護を受けている方のために住宅支援などを行なっているところもあります。例えば保証人がいなくても入居できたり、寝具や家具、家電などが揃ったコミュニティハウスを紹介してくれたりするところもあるのです。生活保護の方の負担を軽減するための賃貸物件も数多くあるので、住まいにお困りの方は生活保護支援サービスを行なっているところに相談してみてください。